リモートHQを導入支援する開発パートナー選びのポイント

「リモートHQ」という用語を聞いたことがありますでしょうか?「リモートHQ」は、テレワーク・リモートワークを導入する企業・団体が、従業員一人ひとりにとって最適なリモートワーク環境の整備をアウトソース(社内で対応していた業務を社外に依頼することを言います。外部委託・外注委託することではありません。)する、福利厚生のソリューションを示します。

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症は、パンデミックに至りました。

翌年2020年に春に日本政府は「緊急事態宣言」を発出して、企業・団体に業務全体の7割をテレワーク・リモートワークする要請をしました。

2020年の春から2年足らずですが、世界各国に政府は「外出禁止」「ロックダウン(都市封鎖)」措置を実施しました。

世界中に在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務が普及しました。

しかし、在宅勤務・リモートワーク勤務の就労環境は、適した状況でないことが判明しました。

「自宅に書斎がある」「在宅勤務部屋を確保している」在宅勤務者は希少で、半数以上のワーカーが好ましくまい環境で業務に従事しているようでした。

在宅勤務では、事業所で使用しているような大型モニター・仕事専用の机・専用の椅子がない労働環境である課題がみえてきました。

そのため、姿勢が悪い環境のため足腰に負担がかかり、身体に悪影響を与えるケースが散見しているようです。

上記の課題を抱えた状態で業務を継続すると、生産性が低下するリスクやプライベートタイムとの割り振りができず作業効率に影響を及ぼすケースがあり得ます。

企業・団体は従業員の在宅勤務・リモートワークの環境整備が課題となっています。

在宅勤務・リモートワーク対象者へ最適な労働環境を提供することは困難といえます。

また、企業・団体から支給される機器・備品支給では不十分であるようです。

そこで、企業・団体から支給する機器・備品を、アウトソースサービスで補うソリューションが注視されるようになりました。

そのソリューションが「リモートHQ」です。

これから「リモートHQ」を紹介していきます。

 

 

1.リモートHQとは何か?

「リモートHQ」とは、在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務を導入する企業・団体が、全ての従業員に公平に最適な就業環境を提供する仕組みです。

企業・団体が実施する福利厚生ソリューションで、就業環境提供をアウトソースする仕組みです。

最新IT機器・パソコンデスク・疲れない椅子などの什器備品を選択することができる、次世代の福利厚生プラットフォームを示します。

「リモートHQ」は、在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務に必要な、パソコンのモニター画面・Webカメラ・照明器具・パソコンデスク・事務チェアをアウトソースでレンタルするビジネスモデルです。

在宅勤務に付帯する健康補助機器やリフレッシュするための機器をレンタルすることができます。

企業・団体が福利厚生の仕組みとして予算に合わせて、従業員が適宜にレンタルアイテムを選択することができます。

また、レンタルアイテムは状況に準じて、返却・交換することが可能なので、最適な在宅勤務環境が整います。

 

 

2.リモートHQ導入の背景

「リモートHQ」導入の背景を紹介します。

2019年4月に施行された「働き方改革法」の在宅勤務の奨励と2019年末にパンデミックを起こした新型コロナウイルス感染症により、企業・団体は従業員に対して在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務に移行するようになりました。

しかし、在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務導入を取り入れる一方で、その労働環境の整備は、従業員任せになっているようです。

企業・団体によっては、最新のパソコンやタブレット端末を支給することがあるようですが、自宅で在宅勤務をする環境や什器備品を整えることに至っていません。

企業・団体は福利厚生の観点から在宅勤務をする環境整備をサポートする課題を抱えることになりますが、改善するまでに至っていません。

そのため「リモートワーク手当」の支給により新たな福利厚生制度を導入する企業・団体が出始めています。

在宅勤務は、従業員の生活環境の一部で業務を行います。

多くの企業・団体は効果的な対策を整備できないことが現状なようです。

 

 

3.リモートHQの概要

「リモートHQ」の概要を紹介します。

「リモートHQ」は企業・団体の福利厚生の仕組みをアウトソースすることです。

企業・団体が個々の従業員に設定する福利厚生予算に基づき、在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務する環境整備のため必要なパソコンのモニター画面・Webカメラ・照明器具・パソコンデスク・事務チェア等をレンタルするソリューションです。

前章で紹介しましたが「リモートワーク勤務手当」ではなく、在宅勤務に必要な什器備品の整備を一括でアウトソースする仕組みです。

在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務の環境は、個々の従業員によって異なります。

企業・団体は福利厚生の一環であっても、個々の従業員に在宅勤務環境をサポートできない状況といえます。

「リモートHQ」では、在宅勤務環境を写真や動画をアップロードします。

リモートワーク環境の専門コンシェルジュのアドバイス・環境整備事例に基づき、個々の従業員の環境整備アイテムの紹介を行います。

また、プライベートと業務の切り替えに悩むケースなど事例に基づき解決するアドバイスをします。

在宅勤務の環境整備により「働きやすい環境」「心身の健康維持」「生産性向上」を図ります。

 

 

4.リモートHQ導入の必要性

「リモートHQ」導入の必要性を紹介します。

大手調査会社が、在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務をする従業員への意識調査を実施しました。

その結果は、約60%の従業員が「就業環境の改善の必要である」と回答しました。

調査結果は次の通りです。

①在宅勤務環境は事業所環境以上に良い

②在宅勤務環境は事業所環境と同等程度

③在宅勤務環境は事業所環境より劣り、改善が必要

④健康・生産性に重大な悪影響与える可能性があり、改善は不可避

の4段階です。

そのうち、③と回答された方々が24%、④と回答された方々が38%と、60%以上の方々が事業所環境より劣る在宅勤務環境でした。

個々の従業員が、在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務環境を整備することが難しいことが判明しました。

 

 

5.リモートHQの特徴

「リモートHQ」の特徴を紹介します。

第1に個々の従業員のニーズに応えるアイテムが用意されています。

在宅勤務の環境が未整備の従業員にとって必要な基本的な什器備品が用意されています。

既に在宅勤務環境が整備している什器備品は、オンライン会議やオンラインミーティングする際の背景や照明器具が用意されています。

企業・団体が支給する福利厚生予算の範囲内でも、思いがけないアイテムをレンタルできることがあります。

第2に公平な福利厚生制度運用を自動化するシステムがあります。

企業・団体がもつ福利厚生予算を管理する機能があり、個々の従業員へ公平な配賦をすることができます。

従来の福利厚生は、希望者が施設や設備を利用する料金を支援していました。

今回の在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務は業務命令なので、個々の従業員に不平不満がないように公平に福利厚生予算を配賦する必要があります。

「リモートHQ」が福利厚生予算と対象の従業員を把握することで、福利厚生を公平に実施することできます。

第3にコストパフォーマンスが良いことです。

「リモートHQ」は福利厚生をアウトソースして、在宅勤務・テレワーク勤務・リモートワーク勤務に必要な什器備品をレンタルするソリューションです。

「リモートHQ」はリユース品や訳ありアイテムを活用して低価格を実現しています。

それぞれのレンタルアイテムの月額利用料金は1,000円前後と安価な設定がされています。

企業・団体の福利厚生予算で十分に賄えるソリューションです。

 

 

6.リモートHQを導入支援する開発パートナー選びのポイント

「リモートHQ」導入は、企業・団体が導入している基幹システムとの連携は必要ありません。

しかし、「リモートHQ」を利用した履歴情報は、基幹システムや会計サブシステム・福利厚生サブシステムのソースデータとして活用できるケースがあります。

「リモートHQ」機能の導入は、企業・団体が導入している基幹システムの開発パートナーに相談してみることをお勧めします。

大手電機メーカー、ITベンダー企業、ITベンチャー企業は基幹システムをする部門以外に「リモートHQ・福利厚生」をサポートする担当エンジニアを用意しているはずです。

現行の基幹システムを導入した開発パートナーの営業担当やプロジェクト・マネージャーに相談してみましょう。

 

 

まとめ

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、世界中のワーカーが働き方を変更するように強いられました。

また、個々の従業員が在宅勤務環境を整備することが難しいことが判明しました。

企業・団体で在宅勤務環境を支援できないところをアウトソースするソリューションが「リモートHQ」なのです。

 

 

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