CakePHPでの開発のパートナー選びのポイント

CakePHPを使用すればブログやECサイトなどさまざまなサービスを開発できます。

顧客情報の登録やネットを利用した商品の購買など、個人情報を取り扱う重要なシステムも開発可能なので、開発パートナーは慎重に選ぶ必要があります。

しかしCakePHPでの開発経験が少ない場合、どんな開発会社に依頼すればよいのか迷ってしまうかもしれません。

今回はCakePHPでの開発パートナーを選ぶ際のポイントを紹介します。

 

 

CakePHPとは

CakePHPはWebサービスを作成する際に利用できるPHP言語を使用したフレームワークです。

フレームワークとはシステム開発の枠組みのことです。

フレームワークを利用するとゼロからコーディングするよりも時間や手間を軽減することができます。

モデル・ビュー・コントローラーと呼ばれる3つの要素から構成されていて、膨大なデータを扱うことができます。

会員制のWebアプリケーションなど大量の情報を扱うサービスの開発ができます。簡易的に便利なサイトを作成できるため、多くのサービスで利用されています。

CakePHPは動的なサイトも作成できます。

動的なサイトとはユーザーがWebサイトに訪れる度に異なる情報を表示できるサイトのことです。

例えばトップページで商品紹介をする際やユーザーに合わせておすすめのコンテンツを表示するなど、より効果的な販促を実行できます。

 

 

CakePHPでできること

CakePHPを使用すればさまざまなWebサービスを開発することができます。

 

会員制サイト

ECサイトやソーシャルネットワークサービスなどの会員制Webサービスを作成できます。

CakePHPはSQLなどデータベースを操作するコーディングができるので、顧客に関する多くの情報を取り入れることが可能です。

ユーザー同士でやり取りを行うサービスも開発できるので、ものや情報のやり取りをするWebサービスも作成できます。

 

ブログ

記事を執筆してアップロードするブログを作成できます。

企業のコーポレートサイトとしての利用や、情報発信としても利用できます。

 

社内システム

社内の情報共有システムも作成可能です。

電子掲示板やデータ共有などのシステムを開発できるので、リモートワークやオフショア開発など離れた場所との連携に役立ちます。

 

 

CakePHP開発パートナーを選ぶポイント

ここからはCakePHPでの開発パートナーの選ぶポイントを紹介していきます。

 

ポイント1 保有するスキル

どんな技術を保有しているかチェックしましょう。

CakePHPは便利なフレームワークですが、使いこなすにはいくつかのプログラミング言語を使えることが必須条件です。

具体的にはPHP・HTML・CSS・JavaScriptです。

これらの言語はCakePHPでWebサービスを作成する際に必要となります。

なので、開発会社の保有スキルとしてこの4つがあるか確認すると良いです。

 

ポイント2 開発方針

開発をする際の進め方についてチェックしましょう。

開発方針には大きく分けてウォータフォール型とアジャイル型というものがあります。

ウォータフォール型は開発開始から完成までの流れを開発前に決定して段階的に開発を進めます。

アジャイル型は機能ごとにシステム開発をして、テストとチェックを繰り返します。

開発会社によって開発方針は異なりますし、どちらの開発方針が良いか選べる場合もあります。

作成するサービスの形態などに合わせて開発方針を決定しておくと良いです。

 

ポイント3 開発費用

開発にかかる費用をチェックしましょう。

規模感や機能によって料金は異なります。

なるべく安く抑えたいところですが、CakePHPは会員登録など個人情報を取り扱うこともあるので、セキュリティ面など安全性に関してはしっかりとコストを書けた方が良いです。

たとえ開発費用を抑えてもサービスのリリース後に顧客トラブルや情報流出があっては元も子もないので、ハッキングやウイルス対策については慎重になるべきでしょう。

 

ポイント4 開発実績

これまでの開発実績をチェックしましょう。

作成したいサービスと近い機能を備えたサービスを作成していれば、開発がスムーズに進められますし、何か問題が起こった際も対応策などを把握しているかもしれません。

また以前のサービス作成でどのくらい時間と手間がかかったかなども聞くことができるので、明確な開発スケジュールを組むことが可能です。

 

ポイント5 使用できる技術

CakePHP以外にも使用できる技術をチェックしましょう。

AIによる顧客管理技術があれば顧客に合わせた商品紹介やバナーの表示ができて、より効率的な販促を行うことが可能です。

ECサイトを運営したいならば役立つでしょう。

ものとインターネットをつなぐIoTの技術を使用できれば、実店舗とECサイトの連携ができます。

SNSなどネット上でクーポンを発行して、実店舗で利用するなどO2O(Online to Offline)を実現できるでしょう。

O2Oを利用すればファッションショーやライブなどリアルイベントとWebサービスを連動させることも可能です。

使用できる技術が多ければ多いほど開発できるWebサービスの幅が広がります。

 

ポイント6 運用保守サポート

リリース後の運用保守やサポートをチェックしましょう。

サービスをリリースした後も機能追加やシステムの改修が必要となるでしょう。

リリースした後にどのようなサポートを受けられるのか事前に確認すると良いです。

 

 

まとめ

CakePHPはさまざまなサービスを作成できる便利なフレームワークです。

開発実績や保有するスキルをしっかりと確認して開発パートナーを選びましょう。

 

 

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