Java(Spring)開発の際のパートナー選びのポイント

Javaは最もニーズがあり、よく使われる言語の一つです。

人気の理由としては、基本的にどんな環境でも使用でき、システム開発、Web開発、アプリケーション開発等様々な用途で使用できるからです。

その中でも一番使用されているのフレームワークのSpring Frameworkを使用した開発の際のパートナー選びのポイントについて解説していきます。

 

プロジェクト概要整理

パートナーを選定する際に、まずはプロジェクトの概要が何なのかを整理する事がポイントとなります。

今回は主なプロジェクト例として、以下の4つのプロジェクトを例に挙げて解説していこうと思います。

  • 新規サービス作成
  • Javaの他フレームワークからの移行
  • Java以外の言語からの移行
  • オンプレミスからクラウドへの移行

 

各プロジェクトの必要スキル

プロジェクト例で4つの例を挙げましたが、各プロジェクトで必要なスキルが違う為、各プロジェクトにあったスキルを保持するパートナーを選定する必要があります。

以下でそれぞれのプロジェクトで必要となるスキルについて説明します。

新規サービス作成

新規サービス作成の場合は、Java(Spring)での開発経験が豊富なパートナーを選定すれば問題ないでしょう。

ただし、新規開発の場合、要件定義フェーズから資料(要件定義書、業務フロー、画面遷移図、アプリ設計書、システム設計書、運用設計、etc…)

作成を一から行わなくてはならなかったり、顧客への説明が発生する等、開発以外の作業まで幅広く実施する必要があります。
※作業範囲はパートナーにどの作業を実施してもらうかによります。

そのため、要件定義フェーズから保守運用フェーズまでの一連の流れの経験があるパートナーを選定する必要があるでしょう。

 

Javaの他フレームワークからの移行

Javaの他フレームワークからのリプレースでよくあるものですと、Strutsフレームワークからの移行が多い印象です。
※ Strutsのサポートが終了した為、移行対象としてSpringフレームワークが選定される事が多いです。

他フレームワークの使用経験も重要ですが、Javaの他フレームワークからSpringへの移行は多いので、パートナー探しに苦労はしないでしょう。

ただし、同じJavaのフレームワークと言ってもフレームワークの構造は異なる為、各処理(エラー処理やDIの方法等)の書き方が異なるなどの問題があります。

問題と言っても経験豊富なパートナーであれば問題なくこなせる範疇ではあると思います。

もちろん、新規サービス作成と同様にJava(Spring)での開発経験は必須となります。
 

Java以外の言語からの移行

他言語からの移行は2言語、2フレームワーク以上の経験が問われる為、パートナー探しは難航します。

COBOLからの移行が多い印象ですが、難易度が高くプロジェクト自体が頓挫する例も少なくないので慎重にパートナーを選定する必要があるでしょう。

他のプロジェクトでも同じ事が言えますが、仕様や要件をしっかり抑え、出来ることと出来ないことを伝える必要がある為、その辺りをきっちり抑えてプロジェクト推進できるようなコミュニケーション能力が高いパートナーが求められます。

レベルの高いパートナーを必要とする為、単価は必然的に高くなります。

こちらも上記項目と同様にJava(Spring)での開発経験は必須となります。

 

オンプレミスからクラウドへの移行

最近ではDX推進としてオンプレミスからクラウドへ移行しようというプロジェクトが多いですし、コストも下がる為、案件としては多い印象です。

AWSやAzure、GCPなどのクラウドへの移行経験が問われます。

ポイントとしては、クラウド業務(構築や保守等)の経験有無よりはクラウド移行プロジェクトの経験有無を重視した方が良いと思います。

理由としては、クラウド移行する際はノックアウト条件があり、従来のシステムの非機能要件を満たせないというような事があったりしますので、構築や保守でクラウド業務を行なっていても移行に関する知見がないと、上流で詰まったり下流に行った時に問題が発生したりするからです。

こちらはJava(Spring)での開発経験は必須ではないですが、経験があった方が良いでしょう。

 

会社選定

今回は4つのプロジェクトを例に挙げましたが、例に挙げたプロジェクトの複合系のプロジェクト(クラウド移行+他フレームワークからの移行)も多い為、その場合はさらに必要なスキルの幅が広がります。

パートナー選定の際は、各プロジェクトの特徴を得意とするパートナーを選定すれば、プロジェクトがスムーズに進むでしょう。

 

 

Java(Spring)開発の際のパートナー探しをされるのであれば

Java(Spring)開発の際のパートナー探しをされるのであれば「システム開発コンシェルジュ」で是非ご相談いただければと思います。

以下のフォームより開発でご相談いただきたい内容などご相談ください。

     

     

     

     

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