Kotlinで開発する際のパートナー選びのポイント

Kotlinというプログラム言語は日本語では「コトリン」と呼び2011年に開発された言語です。

言語の特徴としてはJavaとの連携が考慮されており産業汎用言語となります、2012年にはオープンソース化されています。

また、Javaと同様にコンパイル速度も速いとされており、APIも公開されておりWEBサイト上での実行が可能になっています。

Javaに比べると記述方法がシンプルで簡素で安定性に富んでいる言語になります。

まだまだメジャーな言語と言いにくい言語ではありますがGoogleが公式採用している言語で着実に市場のシェアに食い込んでいる言語だということは間違えありません。

今日はそんなKotlinで開発パートナーを探す場合のポイントについて解説をしていきます。

 

 

Kotlinでの開発パートナーを選ぶ前

さて、Kotlinで開発パートナーを探す場合についてですがまずKotlinでできること、できないことを整理します。

Kotlinでできることは以下になります。

Kotlinでできること:Androidアプリ開発

たった一つになりますが、これまでAndroidアプリはJavaで作成されていました。

しかし、Javaの場合は記述が複雑であったりコーディングの方法によってはエラーが発生しやすいということがありました。

ただ、Kotlinの場合は先にも記述しましたが記述がシンプルで、言語特性としてエラーを防ぐ仕組みが事前に備わっています。

Kotlinでできないことは以下になります。

 

Kotlinでできないこと:デスクトップアプリの開発

これらはC・C#・C++言語などの他の言語が得意としていますのでKotlinで作成できる分野ではありません。

上記のようにAndroidアプリの開発に特化している言語になります。

そのためAndroidアプリを開発したいというのであればKotlinを得意としているパートナーを探すことになります。

 

Kotlinで開発されたアプリの事例

このようにAndroidアプリ専用の開発言語ですがこれまでにKotlinを用いて開発されたアプリですが以下のようなものがあります。

  • LINE
  • Yahoo!
  • Retty

いずれもAndroidアプリになりますが、我々の生活に密接にかかわっているアプリだということがお分かりいただけるでしょうか。

 

 

Kotlinでの開発を行ってくれるパートナー企業の客観的評価方法

さて、ここでは開発する際のパートナー探しで最も重要になる客観的な評価方法ですが、Kotlinには「Associate Android Developer試験」
というものがあります。

これはGoogleによう認定が行われるAndroid開発者認定試験になります。

試験についてはコーディング試験と面接のようなものがあります。

そのため開発パートナーを探す際にこの資格を保持しているのかでAndroid開発のスキルの客観的な評価を行うことができます。

日本ではまだ知名度が低い分、このような資格を取得しているパートナーは新しい技術などに常にアンテナを張っている可能性も非常に高いです。

 

 

Kotlinの開発パートナーを選ぶ際のポイント

Kotlinで開発パートナーを選ぶ際のポイントですが3つになります。

 

ポイント1:開発環境・バックアップ体制は充実しているか

開発環境はJetBrainssのIntelliJ IDEAやAndroid Studioがあり、どちらも結局はコーディングする方の使い勝手だと思いますがこのような統合開発環境が整えられているのか、またパートナー企業内でもし担当者が何等かのことでコーディングが行えなくなった場合にそれをバックアップできる体制がどれ程整えられているのかを事前に確認しておきましょう。

バックアップ体制が整えられていない場合、最悪アプリの開発を断念したり行程をストップさせる必要が出てきてしまいます。

 

ポイント2:資格を持っているか

先程のAssociate Android Developer試験を取得していれば言うことなしでしょう。

しかし先述の通りあまり日本では浸透していない資格になりますので

情報処理技術者試験などの資格を持っているかなどの確認を行いましょう。

情報処理技術者試験ではプログラムの作成における行程管理や進め方などを理解していないと合格できないためITに関する知見の客観的な評価を行うことができます。

 

ポイント3:仕様に対して柔軟な対応や意見交換を行うことができるか

このポイントがパートナーと仕事を行っていく上で最も重要かもしれません。

こちらの提示した仕様に対して技術的にどのようなアプローチをかけていくのかや言語の特性上難しい場合にどのようにして最終的な仕様に落とし込むかなど積極的な意見交換が行えるパートナーを探しましょう。

 

 

まとめ

さて、今回はKotlinで開発する際のパートナー探しについて解説を行ってきました。

KotlinはGoogleが開発した言語でAndroidアプリの開発に特化した言語になり、Javaとの連携を行うことを考慮されたものになります。

パートナー探しにあたってはGoogleが認定しているAssociate Android Developer試験など客観的なスキル評価を行うことができるものがあるのでこのような資格を所有しているかなども確認しながら進めていきましょう。

 

 

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