ICT(情報通信技術)とは?

ICTを略すと「Information and Communication Technology」となり、情報とコミュニケーションのテクノロジーということになります。

ICT(アイシーティー)とは、日本語ではコンピュータを単独で使うだけでなく、ネットワークを通して、データなどを共有することも含んでいます。

 

ITとICTの違いとは

ITは情報とテクノロジーで、そこにコミュニケーションが加わったのがICTです。

つまりわかりやすく説明するとIT技術にさらにコミュニケーションを加えたのがICTとなります。

細かく比較するとさまざまな情報技術そのものを指して使う場合が多いです。

ICTはITと比べて、ITの技術をいかに相手に伝えるか、またどのように活用するかといったファクターが加わることになります。

つまり、ただ無線LANやコンピューターなど情報技術を用いた環境を整備するだけでなく、それらを活用してどのように情報や知識を共有するかが重要であるということです。

 

わかりやすく比較します。

IT コンピュータや、インフラそのもの

IT技術はパソコンの解像度、HDD容量、インターネット速度など、コンピュータ自体の性能を指す

ITはコンピュータだけで完結するのが特徴

パソコン

スマートフォン

タブレット

電子黒板

書画カメラ

プログラミング教材

キーボード

マウス

ディスプレイ

インターネット

セキュリティ

Wi-Fi

ITC コンピュータ機器や、アプリの利活用

ICT技術はメールを送る、チャット、Wordや、Excelの作成のように人が関わってくる技術を指す

ICTは端末を使って人を介するのが特徴

メール

SNS

Word

Excel

PowerPoint

プログラミング

Google for Education

ホームページ閲覧や、利活用

校務システム

デジタル教科書

セキュリティ対策

オンライン授業

 

ICT技術を活用するメリット

ICT技術を活用することにより、以下のようなメリットが考えられます。

 

社員の業務効率化につながる

ICTを導入することで、社員の業務の自動化や効率化につなげることができます。

単純作業をICTに任せることにより、コアな業務に集中することができます。

そのため生産性をあげることにもつながります。

 

ミスを減らす

人間が入力をしているとどうしてもケアレスミスをしてしまいます。

ICTを使うと繰り返し同じ作業であっても、正確に作業をすることができます。

ミスをすると修正する作業も必要であるため、業務効率化につなげることができます。

 

ICTの活用で新時代を迎える教育分野

「ICT」とは、インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー(情報通信技術)の略で、IT(インフォメーション・テクノロジー)に、通信を利用したコミュニケーションが含まれています。

スマートフォンなどの端末が普及している今、教育においてもICT活用が取り入れはじめています。

すでに学校の授業においてパソコンなどが利用されており、これからはより高度な通信技術の活用で、学校の授業そのものがかわっていくことでしょう。

 

 

ICTが作り出す未来とは

これから社会に出ていく学生や、社会に出たばかりの若い世代にとって、ICTによって社会や働き方がどのように変化するのかを予測しておくことは、時代の波に乗り遅れないために重要です。

今後ICTが更に発展していくことで、どのような未来が実現されるかについて考えてみましょう。

 

政府が推進するSociety 5.0の実現

政府が推進する「超スマート社会」を目指すSociety 5.0の実現を支えているのはICTです。

Society 5.0は簡単にいうとAI・ロボット・IoTなどのICTを活用して、仮想空間と現実空間を融合を実現した社会。

テクノロジーに管理されるのではなく、一人ひとりが生き生きと暮らせるヒトが中心の社会を目指すというのがポイントです。

実現にはさらなるテクノロジーの進歩やICTの投資額の増加が求められますが、Society 5.0もICTが作り出す未来の1つと言えるでしょう。

 

 

総務省 ICTスキル総合習得プログラム

総務省ではICTスキル総合習得プログラムを提供しています。

2017年度における総務省の事業として開発された「総務省 ICTスキル総合習得プログラム」に関して説明し、成果に関するファイルを提供します。このウェブページでは事業の成果であるIアイCシーTティー(Information and Communication Technology:情報通信技術)の基礎知識・基礎技術が学べる教材としての「総務省ICTスキル総合習得プログラム」を提供します。ご自由にダウンロードして頂き、個々人の自学自習および学校・企業・コミュニティでの授業・勉強会にて、ご活用ください。

引用:総務省

 

 

ICTの活用事例と今後の可能性

ICTの活用方法はさまざまですが、その目的は「顧客の情報提供」という点で共通しています。

ここでは、それぞれのICTを詳しく見ていきましょう。

 

サービス

サービスは、顧客に情報を提供するための具体的なアプリケーションです。

サービスとは常に最新の情報を提供することが目的です。そのためには、利用可能な最新のドキュメントをダウンロードさせることが有効でしょう。

そうすれば、顧客が必要な情報に簡単にアクセスできるようになります。

顧客が目標を達成するための最良の方法は、顧客がすでに使用しているテクノロジーを最大限に活用し、顧客にとってより良いものにすることが必要です。

顧客のデータを販売することが目的なのではなく、顧客がすでに保持しているテクノロジーを使って、ITを最大限に活用する手伝いをするビジネスなのです。

したがって組織が正常に機能するために、サービスが不可欠であると考えてよいでしょう。

このためIT は社会の基盤であり、組織がうまく機能するために重要なのです。

 

社内でのコミュニケーションの強化

モバイル端末を使うことにより、外出先でも情報を共有できるようになりました。

また外出先からでも書類を承認したり、情報のアップデートをすることにより、リルタイムでのコミュニケーションが可能になります。

 

 

まとめ

IT業界は今、大きな変革期を迎えています。2000年に最初のインターネットバブルが崩壊してから10年以上が経過しました。

今日、インターネットは娯楽から健康まであらゆる分野で利用されています。

コミュニケーション の方法も大幅に改善されています。

データストリームの数が大幅に増え、お互いのコミュニケーション方法に多大な影響を与えています。

モノのインターネット と呼ばれるものが世に出回るようになりました。

それは、ネットワーク化された環境で使用されるあらゆるデバイスが、その環境を監視し、反応する能力であると説明されています。

言い換えれば、モノのインターネット が ネットワーク になることを意味しています。

 

 

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