
アフターコロナでITエンジニアの働き方を支援する開発パートナー選びのポイント
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大が収束したときを「アフターコロナ」といいます。
TVニュース・ラジオ番組で「アフターコロナ」「ウィズコロナ」という言葉を見聞きします。
「アフターコロナ」は2回のワクチン接種により新型コロナウイルス感染症を落ち着かせた状況のことを示しています。
2019年から現在に至る過程で世界中の人々のライフスタイルが変化し、働き方が変化しました。
いまだに新型コロナウイルス感染症が収束しない状況下では、変化したライフスタイル・働き方を継続することになります。
「アフターコロナ」に対して「ウィズコロナ」という言葉があります。
「ウィズコロナ」は、新型コロナウイルス感染症のなか、ウイルスと共存したライフスタイル・働き方をする生活様式です。
感染症対策をしながら変化したライフスタイル・働き方を継続することです。
これから「アフターコロナ」に至ったとき、エンジニア職の働き方はどのように変遷するかを紹介していきます。
目次
1.新型コロナウイルス感染症拡大によって大きく変化した働き方
2019年の年末以降、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、私たちITエンジニアはライフスタイルの変化を強いられています。
フレックスタイム制度・時差出勤制度・リモートワーク・テレワーク等の在宅勤務・オンライン会議システムの導入がすすみました。
働き方が大きく変化しました。
業種によっては、リモート勤務ができないケースがあります。
エッセンシャルワーカーの皆さんは職場勤務が継続します。
ITエンジニア職でもマシンオペレーターの皆さんは職場勤務が継続します。
他の業種では、リモートワーク・テレワーク勤務に移行した企業・団体が多いのではないでしょうか。
2019年4月に施行した「働き方改革」の一部が必然的に拡がったことになりました。
しかしながら「同一労働同一賃金」「長時間労働の是正」の課題は解消されていません。
2.テレワークとリモートワーク、在宅勤務の違い
新型コロナウイルス感染症拡大に伴いITエンジニア職(コーダー・プログラマー・Webデザイナー・Webプログラマー等)はリモートワーク・テレワーク勤務の在宅勤務に移行しています。
政府・地方自治体からの出勤者7割減の要請をうけたこと、2019年4月に施行した「働き方改革」によりワークスタイルが変遷しています。
リモートワーク・テレワーク、在宅勤務等の基準が曖昧な言葉が多く、それぞれどのように区別けするか難しくなっているようです。
これからリモートワーク・テレワーク、在宅勤務の意味や特徴を紹介していきます。
リモートワーク・テレワークを比較すると、ほぼ同義の用語なようです。
リモートワークはremote(遠隔・遠い)とwork(働く)を組み合わせた造語です。
テレワークはtele(離れた)とwork(働く)を組み合わせ作られた造語です。
上記2用語は事業所(事務所)とは異なる場所で就業することです。
これから、リモートワークのメリットとデメリットを紹介します。
メリットは
①時間的制約が少なくなったことです。
②ライフワークバランスが取れるようになったことです。
③静かな環境で作業できるようになったため作業効率が上がったことです。
④満員電車など通勤時のストレスレスになったことです。
⑤飲み会・ランチの出費がなくなったことがあげられます。
デメリットは
①プロジェクトチームメンバー・お取引先様とのコミュニケーションがとりにくくなったことです。
②セキュリティー対策に課題を感じることです。
③同一の空間で過ごすため仕事と日常生活の切り分けが難しいことです。
④自宅にいる時間が長いため水道光熱費の費用負担増になることです。
⑤通勤がないことにより運動不足・ストレス発散が難しいことです。
特に就業にあたってのコミュニケーションに課題があるようです。
リモートワークは対面で行う直接のコミュニケーション機会が減少します。
事業所(事務所)で業務にあたっていた時のように気軽に話しかけることなくなりました。
そのためコミュニケーションが少なくなり業務が円滑に進まない等の理由でコミュニケーションの減少をデメリットとしてITエンジニアが多いようです。
また、自宅で就業することが在宅勤務です。
自宅以外の就業場所の選択肢として、シェアオフィスの利用などを推進している企業・団体があります。
シェアオフィス業界は拡大をしている業態で、ボックス型シェアオフィス・テナントビル一棟をシェアオフィスにしている施設があります。
シェアオフィス利用の背景は、リモートワークのデメリットにある「仕事と日常生活の切り分けが難しい」の課題を解消するための措置です。
また、在宅勤務をしていると時間の区切りが難しいため長時間勤務に至る就業者向けにシェアオフィスを利用できる企業・団体があります。
3.変化の中で多様な働き方を求める人材が急増
新型コロナウイルス感染症拡大を背景とした急激な社会の変化に伴い、働き方も変化しています。
同時に就業者の価値観の変化が強いられています。
例をあげると、フレックスタイム制度(コアタイムの設けるケースがあります。)を利用し、お子さんの幼稚園や保育園の送り迎えを夫婦で分担することができます。
リモートワーク・テレワーク勤務制度を活用し海に近い地域に移住する・爽やかな高原地域に移住することができます。
事業所(事務所)の所在地・出勤時間の制限が排除されることで就業者の価値観を大切にすることができました。
企業・団体は、リモートワーク・テレワーク勤務・フレックスタイム制度を導入して、就業者の価値観を尊重した就業環境を整備できます。
厳しいITエンジニア人材不足といわれているなかで、優秀な人材の離職を抑制する効果があります。
ITエンジニア職は端末を使用したデスクワーク中心の業務です。
企業・団体はリモートで就業する環境整備をする必要がありますが、リモート勤務を希望するITエンジニアが多いようです。
企業・団体が優秀な人材をキープしたいので、今後も時節に沿った働き方で優秀な人材が活躍できる環境を整える必要があります。
4.新型コロナウイルス感染症収束後の働き方はどのように変化していくのでしょうか?
新型コロナウイルス感染症の収束は、国内に限ったことではありません。
グローバル化のなかでは、世界で収束しないといけません。
新型コロナウイルス感染症が収束後は、感染症拡大前の環境(2019年11月ころまでの生活環境)に戻らないといわれています。
前章で紹介しましたが、企業・団体はリモートワーク・テレワーク勤務、フレックスタイム制を導入して、設備投資をしました。
さらに、事業所(事務所)での就業から在宅勤務に移行した企業・団体は、事業所を縮小したケースが多くあります。
就業先に自分の机がないのです。
企業・団体は設備投資した環境、縮小した環境を基の状態に完全回復するために再投資をしないと考えられます。
そのため「アフターコロナ時代」「ウィズコロナ時代」は感染拡大前の状態に完全に戻らずに現在の状態のライフスタイル・働き方を継続するようです。
また、主に在宅勤務に移行したITエンジニアには、仕事部屋がある広い間取りの住居に転居する支援(住宅手当の割り増し)や、サテライトオフィスを整備することが必要になります。
企業・団体は、就業者のライフスタイル・働き方を変化させたからには、その環境をサポートする必要があります。
5.アフターコロナでITエンジニアの働き方を支援する開発パートナー選びのポイント
「アフターコロナ」でITエンジニアの働き方に多様な選択肢ができました。
従業者の価値観も多様に変化しています。
事業所(事務所)勤務が縮小して通勤回数が減った結果、都心から郊外に移住されたITエンジニアが多いと思います。
また、業務に集中できるシェアオフィスを選択するITエンジニアも多いと思います。
就業場所を問わずに自身のパフォーマンスを発揮できる「働き方」がリモートワーク・テレワーク勤務のポイントでしょう。
「アフターコロナ」でITエンジニアの働き方を支援する開発パートナー選びのポイントは、就業している企業・団体がリモートワーク・テレワーク勤務に移行したときは、企業・団体がリモートワーク・テレワーク勤務環境を整備したITベンダー企業や大手電機メーカーに合わせることが肝要でしょう。
リモートワーク・テレワーク勤務の最大なネックはセキュリティー対策です。
経験豊富なITベンダー企業・大手電機メーカーのセキュリティー対策にお任せしましょう。
まとめ
ITエンジニア職が「アフターコロナ時代」「ウィズコロナ時代」の働き方は企業・団体の就業方針によって変異します。
現段階でリモートワーク・テレワーク勤務、フレックスタイム制度・時差出勤制に勤務体系は、新型コロナウイルス感染症が収束しても継続するようです。
新型コロナウイルス感染症拡大前に状態には完全回復しないといわれています。
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