
Robeeについてと導入企業4社
RobeeはAIとチャットボットを使って、ランディングページの効果をあげるなどのビジネスを支援するツールです。
この記事ではRobeeの特徴や導入企業などを説明していきます。
目次
Robeeとは
Robeeとは人工知能とチャットボットを使ってビジネスの成長を支援する新しいツールです。
このツールは、お客様の悩みを把握し、それに対応することで、ビジネスの成長を支援します。
「たった1行のタグでCVRやROASを向上させる方法を提案する、Web広告の効果を大幅に向上させることができる」サービスです。
Web広告の効果を大幅に向上させることができるサービスです。
Web広告を強化したい方だけでなく、豊富なレポート機能で中上級者の方にもお勧めです。
ダッシュボードでは、ランディングページの総広告数(CVR)とクリック率(CTR)を表示する機能や、広告とランディングページの属性の組み合わせを変えた場合のCVRとCTRの量を表示する機能があります。
これは、ウェブ広告の全体的なパフォーマンスを確認するための迅速な方法です。
Robeeの運営会社
会社名 | 株式会社Macbee Planet |
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創業 | 2015年8月25日 |
事業内容 | アナリティクスコンサルティング事業・マーケティングテクノロジー事業 |
資本金 | 399,956,970円(2021年7月末現在) |
役職員数 | 50名(2021年7月末現在) |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-11-11 IVYイーストビル4F,5F |
公式URL | https://www.robee.tech/ |
Robeeの目的とは
Robeeには以下のように2種類の目的があります。
Web接客
WEBでの購入や問い合わせがなかなかのびない企業に、適切なアドバイスをします。
特にRobeeが力をいれているのはCVQ(Conversion Quality)、つまりコンバージョンの質です。
コンバージョン率は、一般的にマーケティングキャンペーンの効果を測定したり、特定のマーケティングキャンペーンが意図した目標を達成しているかどうかを判断するために使用されます。
コンバージョン率を利用して、自社のウェブサイトのパフォーマンスを他と比較したり、コンバージョンの傾向を把握したり、お客様が望ましい最終結果に結びついているかどうかを判断したり、カスタマーサポートチームの効果を分析したりすることができます。
このようにこれまではコンバージョンの率を追い求めていることが多かったのですが、やみくもに広告費を使ってコンバージョンの率をあげても、効果があがらないと考えているのです。
さらにユーザーインサイトを可視化することにより、どんなユーザーがどのようなページを見ているのか調べることができます。
このことにより、より効果のあるマーケティングにつなげることができます。
さらに可視化したデータを分析し、グラフなどではっきりと表示されます。
日々このデータは変化するためユーザーの利用状況がはっきりとわかるのです。
Robeeは、機械学習を用いてWebサイト上でのユーザーの行動を予測する無料のWeb解析ツールです。
ウェブ解析ツールは、ウェブサイトのウェブトラフィック、ページビュー、各ページの訪問者数の分析に役立ちます。
WEB接客に付属してくる主なサービス
さらにWEB接客には以下のようなサービスがついてきます。
- ユーザーの行動分析
- 広告効果の自動分析
- 細かな粒度でのA/Bテスト
- 接客ポップアップ
- チャットボット
解約防止分析
過去に契約を解約したユーザーが、購読に不満を持っている可能性が高いかどうか、また、解約の理由が最初の購読期間に提供された製品やサービスに関連しているかどうかを調べます。
以下のように解約の理由を知ることにより、この理由を解決することにより解約率を下げることに力をいれているのです。
既存ユーザーの「解約理由」から課題を発見、解決することで、解約を防止して継続率を向上させます。
さらに新規獲得の領域では「コンバージョンクオリティー(CVQ)※¥」を重視したコミュニケーションを設計し、エンゲージメントの高いユーザーを獲得。
包括的なデータ分析、施策により、LTVを最大化させるソリューションです。
引用:Robee
Robeeの使い方とは?
WEBサイトを登録
まずはランディングページ、フォーム、確認ページ、サンクスページ(これらをまとめてファネルと呼びます)を設定します。
ファネルの設定が完了すると、Robeeタグが発行されるので、計測したいページに埋め込んでください。
24時間以内にRobeeにアクセス情報などが反映されます。
レポートを見てポップアップやA/Bテストなどの改善施策を実施しましょう。
引用:Robee
Robeeの特徴とは?
Robeeには以下のような特徴があります。
コンバージョンの測定
Robeeでは、独自の分析ツールである “パイプライン “を使ってコンバージョンを測定することができます。
パイプラインが実行されると、ファネルを完了した訪問者の数や、ファネルが原因で他のページにリダイレクトされた訪問者の数など、ウェブサイトのコンバージョンフローを詳細に把握することができます。
また、ファネルを完了した訪問者の数を追跡することもできます。
設定が簡単
ポップアップの設定など、設定画面がわかりやすいためITに自信がない方でも安心です。
そのため使い方になれるまで時間がかからないので、業務効率化につなげることができます。
複数設定が可能
ユーザーを他のユーザーから隔離して、興味のあるポップアップだけを利用できるようにすることができます。
製品を使用しているときのユーザーの行動に興味がある場合は、希望する行動をとったユーザーだけにポップアップをフィルタリングすることができます。
オプションが「常に」に設定されている場合、ポップアップはすべてのユーザーに対して表示されます。
これは、ページを訪れたことのあるユーザーに対してのみポップアップを表示したいが、そのユーザーの行動は気にしないという場合に便利です。
オプションが「ユーザーがページを離れたときのみ」に設定されている場合、ポップアップはページを訪れたことのあるユーザーに対してのみ表示され、他のユーザーに対しては表示されません。
これにより、エンゲージメントがあったユーザーのみにポップアップをフィルタリングすることができます。
ユーザー分析
Robeeにてユーザー分析をすることにより、LTVの最大化に寄与できます。
LTVを最大化するためには、LTVの測定方法を工夫することが重要です。
次の3つのツールは、そのために役立ちます。
1つ目は、よく知られた指標である「解約率」です。
これは、毎年会社を去っていく人の割合です。
2つ目は、毎年会社を去っていくお客様の数です。この指標は、会社での経験を自己申告することに基づいているため、入手するのがより困難です。
3つ目は、ここでは触れていませんが、顧客維持率です。
顧客維持率とは、その企業に1年以上在籍しているお客様の割合です。
リテンションレートが常に高い企業は、LTVも高い可能性があります。
世界的なモノのインターネット(IoT)は、産業界と消費者産業の両方で大きな推進力となることが予想されます。
これにより、すでにIoT市場に投資している企業にとっては大きなチャンスとなりそうです。
しかし、IoT技術への投資だけでは、次のレベルに到達することはできません。
重要なのは、これらの企業の全体的なビジネスパフォーマンスを強化することで、真のビジネス価値を生み出すことです。
モノのインターネットは、業界の大きな成長要因となる可能性を秘めています。
ランディングページでの機能
ランディグページでは以下のような機能があります。
ポップアップでさらに購買意欲を高めるだけでなく、なぜランディングページを訪れたのかなどの分析を行います。
- ランディングページごとのアクセス数や CVRなどが把握できるページサマリ
- 入力フォームページへの遷移率の確認
- 流入元の分析
- 離脱先レポート
- ポップアップの新規登録・編集
- A/Bテストの新規登録・編集
引用:Robee
入力ページの機能
入力ページでは、ランディングページから北ユーザーの数や、入力ページまで来たのに購入しなかったユーザーの離脱先など、さまざまな分析を行います。
- ページサマリ(前計測期間との比較)
- ページ遷移(ランディングページへの流入からフォームページへ、さらに確認ページへどれくらいのユーザーが遷移しているかの確認)
- 離脱先レポート
- ポップアップの新規登録・編集
引用:Robee
サンクスページの機能
サンクスページにおいても、確認ページから北ユーザーの数や、ユーザーの分析などを行います。
- ページサマリ(前計測期間との比較)
- 確認ページからサンクスページへどれくらいのユーザーが遷移しているかの確認
- コンバージョンユーザー分析
- ポップアップの新規登録・編集
引用:Robee
Robeeの料金とは
Web接客は月5万円からとなりますが、月間100万UUを越える場合は料金体系が変わります。
また解約防止サービスに関しても相談することができます。
料金は顧客の状況によって変わるので、問い合わせをする必要があります。
Robeeのインタービュー記事
Robeeのインタビュー記事が以下のように記載されています。
RobeeはWeb広告をしている顧客が利用対象であり、ポップアップやABテストなどさまざまな機能を使って広告からの新規獲得率をあげていきます。
そのためにはCVRがもっとも重要で、RobeeでもCVRの向上に力を入れています。
Robeeは、Web広告を行っているお客様を対象にポップアップ、チャットボット、ヒートマップ分析やABテストといった多彩な機能を提供して、広告流入からの新規獲得効率を最大化するWeb接客ツールです。
引用:アスピック
やはりCVR(コンバージョンレート)の改善に効果的な点です。
Webマーケティングでは様々なKPIが設定されますが、CVRはもっとも普遍的ですし、成果が明確です。
流入数が一定でも現状より多くのお申し込みにつながりますので、効果が大きいのです。
引用:アスピック
導入企業4社
それではRobeeを提供している企業を10社ご紹介していきます。
株式会社バンダイナムコライツマーケティング
会社概要
玩具の開発や販売をしているほか、動画配信サービスにも力を入れている。
導入 解約防止チャットボット サブスクリプション
導入の背景
動画配信サービスの解約数を減らし、解約する理由を把握したく解約防止チャットボットを導入しました。
導入後の効果
当初はお客様から邪魔だと思われて、チャットボット上で回答していただけないのではという懸念もあったのですが、解約に進む中でも利用して答えていただける割合が予想より高かったのに驚きました。
解約されてしまったとしても、チャットボットからお客様の声が聞けるので「こういう作品が見たかった」という要望からサービスの改善を行うこともできます。
また「お引越し」等様々な事情で解約される方がいらっしゃる等、お客様の人となりや生活への理解が深まったりするところに非常にメリットを感じているというところがチームメンバーの総意です。
引用:Robee
株式会社JIMOS
導入の背景
成果報酬型広告では媒体毎に集客キーワードやユーザーインサイトは異なり、それに伴って訴求するべき内容も異なります。
しかし、それぞれの媒体に合わせて訴求を変更し、その成果を判別するには手間がかかりすぎるという課題がありました。
また以前、離脱ユーザーに対する施策を実施したものの効果が出ないということがありました。
引用:JIMOS
導入の結果
CVRの改善」と「獲得件数の向上」を目標として、まずはLP(ランディングページ)や入力フォームの確認ページで離脱率を下げるため、離脱時にポップアップを表示させました。
たったこれだけのことでも、LPでは離脱ユーザーの0.4%、確認ページでは17%をコンバージョンさせることができました。
また、課題に感じていた流入元ごとの訴求軸の変更についても、ファーストビュー等のA/Bテストを行ったところ、CVRを120%改善することができました。
引用:JIMOS
株式会社ダーウィンズ
導入の背景
この度、通信販売企業向けコールセンター事業を展開する株式会社ダーウィンズ(以下「ダーウィンズ」)と、コールセンターに蓄積した音声ビッグデータの解析をし、次世代コミュニケーションツールの共同開発とコールセンターの業務効率化、Robeeの改善を目指していくことになりました。
引用:Robee
エリカ健康道場
導入の背景
酵素ドリンクの定期通販を営むエリカ健康道場が、解約率の改善のためリテンションボット「Robee」を導入。
引用:イーシージン
導入の効果
そんなエリカ健康道場が、2020年10月にLTV最大化を掲げるリテンションボット「Robee(ロビー)」を導入。
導入から1ヵ月で顧客が解約するパターンが判明、解約率を23%減少させる成果につながった。
引用:イーシージン
自治体にコロナワクチン情報チャットボットを無償提供
新型コロナウイルスの影響により、各地方自治体において、オペレーションの負担が大きくなっています。
そこでRobeeは無償でコロナワクチン情報チャットボットを提供しました。
新型コロナワクチンの接種案内に関して問い合わせをしてきた人に対して、チャットボットで答えることにより、受付窓口の負担を減らすことができました。
自治体がチャットボットを導入するメリットは以下のようになります。
- 24時間オンラインで、ワクチンの情報を伝えることができます。
- Webが苦手な人に対しても、簡単に操作可能です。
- 無人での対応となり、人員確保などの必要がなく、コールセンター業務の削減もできます。
- 利用データを集計・分析することで、住民の悩みを把握し、情報の追加や発信が即時に判断できます。
- パソコン、スマートフォン、タブレット、どの端末でも利用可能です。
- アプリなどのインストールは不要で、自治体のWebページに設置いただくだけです。
引用:Robee
まとめ
RobeeはAIやチャットボットを使って、WEBページが売り上げにつながるように、また解約を減らすようにすることが目的です。
ランディングページや入力ページ、また解約ページに、利用者はどのような思い、また状況で購入、ページの閲覧、解約をしているか把握することで今後のマーケティングにつなげていくのです。
システム開発のITパートナー探しをされるのであれば
システム開発のITパートナー探しをされるのであれば「システム開発コンシェルジュ」で是非ご相談いただければと思います。
以下のフォームより開発でご相談いただきたい内容などご相談ください。