
システムエンジニアはどんな働き方があるの?
発展するIT・Web業界で、今後SEとしてキャリアアップを目指すにはどうしたら良いかと悩んでいる方も多いことでしょう。
また、そもそもシステムエンジニアとは何かをあまり理解してない人も多いのではないでしょうか?
この記事では、システムエンジニアの仕事内容や働き方などを説明していきます。
システムエンジニアとは
求人情報サイトのエン・ジャパンではシステムエンジニアを以下のように説明しています。
「具体的には、クライアントと「システムを通じて何を実現するのか」という打ち合わせ(要求分析・要件定義)から、システム全体図が記された仕様書と呼ばれるドキュメントの作成、どんなシステムにするかという基本設計、どんな機能を有するプログラムにするかという詳細設計などを行ないます。
企業やプロジェクトによっては、実際にプログラミングを行なうこともあります。
<やりがいを感じる瞬間>
- 新しい技術を身につけられたとき。
- システムが無事に完成したとき。
- システムのユーザーから感謝されるとき。
- ユーザーとして、自分の手がけたシステムを見かけたり、利用したりしたとき。
- 自分のアイデアがシステムに反映されたとき。
など
<厳しさを感じる瞬間>
- たとえ締め切りまでの期間が短かったとしても、期限までにシステムを完成させなければいけないとき。
- システムに影響を与えるようなミスをしてしまったとき。
- クライアントがシステムに詳しくなかったとしても、正しく理解してもらえるように伝え方に工夫しなくてはいけないとき。
引用:エン・ジャパン
システムエンジニアに必要な能力
またエン・ジャパンではシステムエンジニアに必要な能力を以下のように説明しています。
まずITに興味があり、トレンドを知りコミュニケーション能力が必要としています。
つまりITスキル以上に必要なことがあるということです。
「企業によっては研修制度が整っているため、未経験でもプログラミングスキルなどの専門知識を修得することができます。
こちらでは、専門知識以外で求められる部分をご紹介します。
[1]ITに興味がある人
ITに興味があれば、新しい知識・技術の習得に積極的に取り組むことができるでしょう。
自分の力でシステムを開発することにもやり甲斐を感じられるはずです。
[2]技術トレンドに敏感な人
IT業界は、技術トレンドの移り変わりが非常に速いです。
世の中のニーズをとらえたシステムを開発するためには、新聞や雑誌はもちろん、ネットメディアなどで常にインプットをしていることが大切です。
[3]コミュニケーション力に自信がある人
クライアントやプロジェクトメンバーとのコミュニケーションが多いのも、システムエンジニアの仕事の特徴。
ときには交渉や調整が求められるため、コミュニケーション力に自信がある方は活躍できる可能性が高いです。」
引用:エン・ジャパン
システムエンジニアの働き方の種類とは?
システムエンジニアには主にいかのように3種類の働き方があります。
- 正社員
- 派遣/SES
- フリーランス
正社員
まず正社員としてシステムエンジニアとなるメリットをご紹介していきます。
安定した給料が入る
正社員になると必ず毎月安定した給料が入ります。
フリーランスの場合は、ゼロということもあるのです。
社会保険なども安定しているので、生活に安定感がでるのは間違いありません。
成長につながる
正社員であれば、自分の仕事だけを考えていればいいわけではありません。
そのためコミュニケーション能力を含めて、幅広く自分を成長させるチャンスがあります。
派遣・SES
プロジェクトが増えたときなど期間限定で依頼できるのが派遣やSESです。
そのため依頼側にも、エンジニア側にも社員とは違ったメリットがあります。
メリットは以下の点があげられます。
勤務先の会社や仕事内容を選べる
派遣やSESとして勤める場合は、派遣先の会社の状況や仕事内容までしっかりと把握しておく必要があります。
派遣先の企業の環境によって、仕事場の環境や仕事内容が大きく影響されるのです。
多彩な働き方ができる
正社員と比較して、仕事のタイミングや内容、就業場所など自分で好きに選ぶことができます。
人間関係が楽である
正社員のように人間関係で悩まされることが少ないです。
契約期間が終わったらもう会うことがない可能性が高いので、気が楽なのではないでしょうか。
多彩なプログラミング言語を習得できる
自分のスキルを伸ばしたい言語や、将来的に流行りそうな言語を選ぶことができます。
正社員であればある程度企業が決めた言語で作業をすることになるのですが、SESは派遣先によって使う言語が変わります。
フリーランス
独立した個人事業主として働くのは大変ですが、その分メリットもあります。
収入アップが期待できる
フリーランスは、自分の時間、自分のやり方でお金を稼ぐことができる素晴らしい方法です。
フリーランスは、低所得者や、フルタイムの仕事をするにはお金が足りない人のための解決策になります。
フリーランスには時間とエネルギーが必要ですが、クライアントからの報酬は全て自分の収入になります。
また案件数は自分で増やすことができるので、大きな報酬につながることもあるでしょう。
希望の仕事を選べる
自分の希望する条件でフリーランスであれば仕事を選ぶことができます。
得意な言語の案件を受けることで、より評価を上げることができます。
興味のある分野
フリーランスは、学び、成長するための最良かつ最も安価な方法であることが多いです。
自分の情熱を追求したり、面白い人と出会ったり、オンラインでの評判を高めたりする時間が増えます。
場所や時間に融通が利く
フリーランスはプロジェクトと納期が決まっているだけで、作業をする場所や時間はすべて自分で決めることができます。
そのため自分の都合で業務を進めていくことができます。
例えば銀行や病院などの用事があった場合でも、フリーランスの場合は問題ありませんん。
掛け持ちや副業も可能
多くの企業では副業が禁止ですが、フリーランスの場合は副業や掛け持ちなどすべて自分で決めることができます。
そのためさまざまな仕事をしたり、報酬額が足りないと案件を増やすなどの調整が可能です。
しかし納期に間に合うように、案件の量を調整する必要があります。
ここまで紹介したように、フリーランスSEには多くのメリットがありますが、やはりデメリットも存在します。
収入の不安定さ
フリーランスの最終的なデメリットは、クライアントが適正な賃金を支払ってくれないことです。
フリーランスの場合、正社員のような福利厚生を受けることができません。
例えば、休日や病気休暇、産休などの権利はありませんし、組合に加入する権利もありません。
そのため、長時間労働をしていると、雇用主が給料を減らすことになるかもしれません。
特に雇用主が中小企業の場合は、経済的に苦しくなる可能性があります。
雇用主が給与の削減を決定したり、解雇されたりすると、その分野でのフルタイムの雇用を見つけることができません。
システムエンジニアの働き方の選び方とは?
システムエンジニアには以上のようにいくつか働き方があります。
ここではどのように働き方を選べばいいのかを、説明していきます。
収入の安定性
収入の安定性を求めるなら正社員になるのが一番でしょう。
SESであれば期間が決まっているため、長期的に考えると収入が安定しているとはいえません。
またフリーランスは案件がなくなると、収入がゼロになることもあります。
在宅勤務の可否
在宅勤務にしておくと新型ウイルスコロナの影響は少なくなり、通勤時間も必要ありません。
そのためワークライフバランスを考えると、重要な要素でしょう。
フリーランスであれば確実に在宅勤務が可能となり、最近は正社員でもSESでも在宅勤務になる可能性はあります。
労働時間が多過ぎない
自分が十分やっていけるような、労働環境であることが大切です。
決して無理がないような、労働時間である企業を選ぶことが重要になります。
もしそれがかなわないようであれば、フリーランスを選ぶことも選択の一つでしょう。
スキルアップが図れるか
会社があなたにどのように働いてほしいと考えているかがわかったところで、職場環境がどのようなものかを知ることができます。
自分と同じ価値観を持ち、自分を評価してくれる人たちと一緒に働くことができるのです。
あなたの価値観を共有する会社で働くメリットは、より高い給料、より充実したワーク・ライフ・バランス、コミットしていない人とは気が進まないようなリスクを取る機会などが考えられます
まとめ
システムエンジニアは、正社員やSES、フリーランスなどさまざまな働き方があります。
自分にあった働き方を選ぶようにしてください。
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